VOD市場は日本も世界も右肩上がり

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コラム
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日本の映像は2022年予測は2015年の2倍弱


出典:映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査2017(一般社団法人 日本映像ソフト協会)

日本のVOD市場のこれまでは、一言でいうと右肩上がりです。
ここ数年、ずっと伸びて言いましたが、この先も同様の予測です。
2022年の予測は2,600億円で、2015年の2倍弱(184.3%)です。
市場が伸びるという事は、ユーザーが増えるのは当たり前ですが、コンテンツも良くなる可能性が高いという事です。

レンタル・セルは2017年は2010年比30%減

出典:映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査2017(一般社団法人 日本映像ソフト協会)

街のDVDレンタル屋さんの閉店や、大手映像販売会社の低迷はご存知かと思います。
上記が、映像に関してのセル(販売)とレンタルの推移です。
一目で見てわかる通り、減少一途の流れです。
この一部が有料動画に移動しています。

日本の映像市場全体としては横ばい

出典:映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査2017(一般社団法人 日本映像ソフト協会)

レンタルとセルの市場が減少していて、有料動画が伸びている、では合計値はどうなのか。
上図の通り、映像市場合計は「横ばい」です。
デフレ時代に横ばいというのは、そこにユーザーがいるという事です。
他の支出は削っても、映像市場はまだ、魅力のある状況です。
スマートフォンの普及が、大きな影響を与えているは誰もが想像がつきます。

世界全体で見てVOD市場は右肩上がり予測

出典:Video-on-Demand worldwide(Statista, Inc.)

日本だけでなく、VOD市場は今後も伸びていく予測結果です。
確かにNETFLIXのような、世界中でサービスを展開している企業が増えています。
上のグラフでいうと、売上がユーザー数の伸びよりわずかに増加しています。
1人当たりの単価(=視聴者が支払う料金)が上がるか、広告が増えるかどちらかになりそうです。

国別のVOD売り上げでは日本は3位

出典:Global Comparison – Revenue in 2019(Statista, Inc.)

国別のVOD売り上げで見ると、1位は圧倒的にアメリカ。
2位の中国の約6倍の、市場規模です。
3位が日本、アメリカの1/8という状況です。
いかにアメリカ人は、VODが一般普及しているかがわかります。

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