ジブリ長編映画・興行収入や作画枚数の推移

スポンサーリンク
コラム
スポンサーリンク

スタジオジブリ 長編映画の一覧

1985年6月に東京吉祥寺でスタートした(株)スタジオジブリ。
厳密にいうと、以下の映画一覧の一番最初の『風の谷のナウシカ』に含まれません。
ですが、宮崎駿監督の代表作ということで、この表では本作品も含めています。

タイトル 公開日年 監督 原作 時間 作画枚数 興行収入 観客動員
風の谷のナウシカ 1984年 宮崎駿 宮崎駿 116分 56,078枚 7.4億円 91万人
天空の城ラピュタ 1986年 宮崎駿 宮崎駿 124分 69,262枚 5.8億円 77万人
となりのトトロ 1988年 宮崎駿 宮崎駿 86分 48,743枚 5.9億円 80万人
火垂るの墓 1988年 高畑勲 野坂昭如 88分 54,660枚 5.9億円 80万人
魔女の宅急便 1989年 宮崎駿 角野栄子 102分 67,317枚 22億円 264万人
おもひでぽろぽろ 1991年 高畑勲 岡本螢 119分 73,719枚 32億円 216万人
紅の豚 1992年 宮崎駿 宮崎駿 93分 58,443枚 48億円 304万人
平成狸合戦ぽんぽこ 1994年 高畑勲 宮崎駿 119分 82,289枚 45億円 325万人
耳をすませば 1995年 近藤喜文 柊あおい 111分 64,491枚 32億円 208万人
もののけ姫 1997年 宮崎駿 宮崎駿 133分 144,043枚 193億円 1,420万人
ホーホケキョ となりの山田くん 1999年 高畑勲 いしいひさいち 104分 173,035枚 7.9億円 115万人
千と千尋の神隠し 2001年 宮崎駿 宮崎駿 125分 112,367枚 308億円 2,350万人
猫の恩返し 2002年 森田宏幸 柊あおい 75分 57,733枚 65億円 550万人
ハウルの動く城 2004年 宮崎駿 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 119分 148,786枚 196億円 1,500万人
ゲド戦記 2006年 宮崎吾朗 宮アーシュラ・K・ル=グウィン 115分 76,135枚 77億円 588万人
崖の上のポニョ 2008年 宮崎駿 宮崎駿 101分 170,653枚 155億円 1,200万人
借りぐらしのアリエッティ 2010年 米林宏昌 メアリー・ノートン 94分 74,761枚 93億円 750万人
コクリコ坂から 2011年 宮崎吾朗 佐山哲郎 91分 69,758枚 45億円 355万人
風立ちぬ 2013年 宮崎駿 宮崎駿 126分 161,545枚 120億円 810万人
かぐや姫の物語 2013年 高畑勲 竹取物語 137分 (不明) 25億円 185万人
思い出のマーニー 2014年 米林宏昌 ジョーン・G・ロビンソン 103分 (不明) 35億円 (不明)
レッドタートル ある島の物語 2016年 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 81分 (不明) 0.9億円 (不明)

ジブリ 長編映画 興行収入一覧

グラフは左側が古く、右にいくほど新しい公開年月です。
全体の流れとして、スタジオジブリ当初は低調、『もののけ姫』で爆発、それ以降は凸凹です。

100億円を超える興行収入作品が5作品あります。
なかでもTop3は、日本歴代興行収入のTop10にも入っています。

千と千尋の神隠し=日本歴代1位
ハウルの動く城=日本歴代6位
もののけ姫=日本歴代7位

ジブリ 長編映画 作画枚数一覧

調べられた範囲内で、情報があった映画のみの「作画枚数」情報です。
以下の新しい3作品については、情報を見つけられませんでした。
・かぐや姫の物語(2013年)
・思い出のマーニー(2014年)
・レッドタートル(2016年)

全体の流れとしては興行収入同様、『もののけ姫』以降、増加傾向です。
未確認情報ですが、映画雑誌『CUT 2013年4月号2013年4月号』に『かぐや姫の物語』予定作画枚数が約50万枚という情報があります。
正誤不明ですが、この数字が正しければ、歴代でも突出して高い数字になります。

参考値として、一般的にアニメ映画1本あたりの作画枚数は3,000枚~4,000枚。
やや多いと10,000枚程度と言われています。

1秒間当たりの作画枚数では

上のグラフは単純な[作画枚数]÷[上映秒数]の「単純計算 1秒当たり 作画枚数」です。
実際は、各シーン毎で作画枚数が増減しますので、このグラフはあくまで単純計算の結果です。

トピックスは『ホーホケキョとなりの山田くん』。
1秒当たりの作画枚数が、全体の中で2位(1位は『崖の上のポニョ』)。

アメリカニューヨークに「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」があります。
優れた映画作品はこの美術館に保存されますが、ジブリアニメで唯一パーマネントコレクション(永久保存作品)に加えられたものが『ホーホケキョとなりの山田くん』です。