テレビ・ネット動画視聴、いまの平均時間と割合

テレビを見る人は年代が高いほど視聴時間が長い

出典：情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 2018年度（総務省 情報通信政策研究所）

平日・休日ともに、テレビを見る人は、年代が高くなるほど、長くなっています。
若い世代がテレビを見ない、ということも、視聴時間が少ないことからうなずけます。
30代・40代の平日の視聴時間が136.7分と169.2分で、そんなに見る時間があるのかとも思います。
全体平均は、平日は175.9分、休日は239.9分と、休日の方がテレビ視聴時間が長いです。

テレビを見る人の割合も、視聴時間と同様、年買いが高いほどよく見ています。
60歳代の人は、平日(95.4%)休日(97.7%)とも、ほぼ全員といっていよい割合です。
割合で見ると、10代平日は65.8%、休日は71.9%と、テレビを見る人が少ないとは言えない数字です。

ネット動画を見る人は若い世代がほとんど

出典：情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 2018年度（総務省 情報通信政策研究所）

ネット動画を見る人は、10代20代が圧倒的です。
60代の平日は4.3分、休日は7.7分とわずかな数字。
全体平均は、平日は18.3分、休日は31.9分と、テレビの約1/10。

ネット動画も、若年層優位が顕著です。
10代は、平日45.3%、休日55.4%と、約半数の人が視聴しています。
対して、60代は平日4.6%、休日5.6%と、10人に1人も見ていません。
20代が一番高い数値かと思ったのですが2番目で、平日35.9%、休日40.3%でした。

DVD・BD・ビデオ系動画を見る人は少ない

出典：情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 2018年度（総務省 情報通信政策研究所）

テレビ視聴やネット動画を見る人に比べ、DVD・BD（ブルーレイディスク）・ビデオ系動画を見る人は、わずか。
上のグラフに出てくる数字をみても、ほとんどが10分未満。
割合も5%未満ばかりです。
現代は、メディアを介した動画視聴はほとんど行われていません。

10代20代はテレビを見る人が減って、ネット系動画を見る人が増加

出典：情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 2018年度（総務省 情報通信政策研究所）

上の2つが、10代20代のテレビとネット系動画の視聴（平均）時間の。2013年～2017年までの推移です。
テレビが右肩下がりで、見る時間が短くなっている。
ネット系動画が右肩上がりで、より長くみるようになっています。
若い世代のインターネットでの動画視聴が、普及しています。